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アパレル、雑貨を中心とした小売・メーカーで働くひとたちの話。…だったが、今やコンサルタントの雑記。

SNS疲れになった私とあなたに贈るブログ

すっかりSNS疲れ中の私です。

FacebookやInstagramをじっくり続けている方を見ると、無条件に尊敬しかありません。「今年の初めにFacebook頑張る」と宣言したものの、見事にやるやる詐欺状態になっています(ブログも同じですが・・・)。

みんな続けられているのに、自分だけが何故続かないのかを客観的に考えてみることが面白そうだったので、自分考察をしてみます。おそらく前提として、コンサルタントとして実名でSNSをやっていることも大いに影響していると思いますが、それを抜いたとしても以下の様な問題を抱えています。

■ そんなに(公開できる)ニュースばかり無いんですよ

幸いにも仕事においては、充分充実した生活を送ることができている方だと思います。1日で完結する仕事はあまりないですが、区切り区切りで「やった!」という達成感はあります。でも、仕事上で「成果が出た」「やった!」「よかった!」という内容を記事にする事は、そもそも守秘義務違反にあたりそうなので書けないです。頑張って書こうとすると、

今日●●●の●●●●●●●が完成した!
●●さんも大変喜んでくれた。
これで●●●社の●●●●も大きく改善することだろう!

と、伏せ字のP音だらけのテレビみたいな記事になると思われます。
なんだかよくわからない記事になると同時に、ただの自慢記事になり読んでいるひとには「へー」という印象しか与えないでしょう。

■ そもそも自分の生活を共有する心が弱いのでは

圧倒的にこの気持ちが弱いんだと思います。「自分の考えや思いを発信」することには強い関心を持っているのですが、「自分の生活を共有」することに対してひとより関心が弱いんだと思います。この段階で文字情報が極めて少ないInstagramは真っ先に向いていないんだと思います。Facebookはいつも出来事から思ったことを記事にしていた感じです。逆にこの状況は「一言多い、くどい記事」「継続性が極めて低くなる」とも言えます。

■ でも、いいね、がつくと嬉しい

矛盾を抱えていることのひとつだと思います。結局いいねがつくと喜んでます。ですのでSNSの楽しさは理解しています。そもそも「何が楽しいの?」と思っている訳ではありません。ですので、単にSNSを否定している訳でもないということをここで強調しておきます。

■ いいねスパイラルに入れない

また「いいね」が欲しい。という気持ちから記事をどんどんアップしていくことで、SNSは習慣になっていくのだと思いますが、そもそも「共有する心が弱い」という根本的な問題を抱えている私には、習慣化はハードルが高いです。

■ ちょっと良いこと、を書かなきゃならないと思い込んでいる

多分、記事アップに対してのハードルが勝手に高いんだと思います。これは翻って言うと自意識過剰以外の何者でもありません。もっと気楽にSNSを捉えられれば続けられるんだと思います。現に、適当にやっているTwitterは、だらだら続いています。これはあまりアカウントをオープンにしていないことが影響しています。実名ですがリアル知人とはほぼまったく繋がっていないです。

■ そんな私はどうしたら良いのか?

今までブログを更新したときには、もれなくFacebookに「ブログ更新しました」とアップしていました。ですが、ここ最近の数回の記事はFacebookにアップしていません。理由は「ちょっと良いこと」の条件を、該当のブログ記事が満たしていないと判断しているからですね。この記事もFacebookにはアップしないと思います。

■ SNS疲れになった私とあなたはどうすればよいのか?

思い切ってログインしないこと、が良いのではと思います。スマホのアプリもホーム画面から消しちゃいましょう。アイコンをみるとついログインしてしまいます。中途半端にログインするのはやめてしまいましょう。どうしてもみんなに言いたい出来事があるまでは、何もしなくて良いのだと思います。毎日チェックする必要などないんだと思います。突然のアップでも反応してくれるひとはいます。疲れているなら、一度休めば良いのだと思います。

■ 最後に

みんながやっているから、やらなきゃいけないものでは無い。

重いカバンのせいで不自由している話

私、コンサル業をはじめてもうすぐ8年になりますが、

職業柄、

  • ノートパソコン本体
  • 周辺機器(電源アダプタ・ハードディスク・ルーター)
  • 書類関連

を日々持ち歩いて、お客様の会社に伺っております。

だいたい重さとしては、8kg~12Kgを持ち歩いております。
そのため、至るところに弊害があり、日々悩んでおります(たいした悩みではない)。

■ 重度の肩こり

どうしても荷物が重いため、肩にかけて歩いているのですが、どうにも右肩でないとしっくりこないんですね。本当は左肩~右肩バランスよく持つべきなのですが、気がつくと右肩にかけている状況です。

■ そもそも重度のなで肩

私はなで肩です。肩かけの荷物は気を抜くとするすると滑り落ちます。そこで右肩で持って、右手でおさえるスタイルになっております。

■ 重すぎて手持ちでは持てない

どうしても、カバンの種類はショルダータイプや、トートタイプに限られます。リュックが一番良いのですが、なで肩が災いしてずり落ちがちです。

■ そんな私の歴代のカバン

コンサルをはじめて、すぐにお世話になったのは「TUMI」でした。

大量にモノが入り、ショルダーで肩かけも出来る優れものです。ただ問題がいくつかありまして、とにかく「かさばる」ことです。電車でも邪魔者扱いを受けます。後は、「パンツのふともも部分がカバンにすれてしまう」という問題がありました。そのためお気に入りのパンツは封印せざるを得ない状況になってしまいました。

2年ほど使い倒して、ショルダー部分のみが「ぶちっ」といきまして、再度同じ形のものを購入となりました。ですが、やはりパンツすり切れ問題は残ったままです。

そこでチャレンジしたのが、なで肩の天敵リュックです。まったく同じものはamazonにはありませんでしたが、「TUMI×MINI」のコラボのリュックを買いました。

こんなのでした(ちょっと柄は違うけれど)
https://auctions.c.yimg.jp/images.auctions.yahoo.co.jp/image/dr170/auc0303/users/8/3/7/7/chickenbidder-img573x600-14576833893rqepv9893.jpg

ただ残念ながら、重さに耐えられず肩部分の縫製にダメージが蓄積し、3ヶ月程度で「ぶちっ」とお亡くなりになりました。(高かったのに・・・)

その後悩んだあげく、トートタイプはどうだろう?と思いであったのかこちらのカバンになります。

これも購入したものとはちょっと違いますが、

DESERTIKAは、非常に丈夫で、今の所壊れず使えています。
それでも肩かけする習慣のために、肩部分がすり切れるのが嫌で、お気に入りのアウターやコート、ジャケットを着るのに躊躇してしまう、といった有様です。ですのでプライベートで、すでに着て満足したアウターを、このカバンを持つときは着用しています。

■ 好きな服着たいなら、カバンを軽くするしかない

アパレル現場時代には経験したことのない悩みでした。カバンの重量で服装に縛りが入るという謎の重圧を受けて日々過ごしています。これを解決するためには、カバンの中身の軽量化しかないと思われます。とはいえ、ノートパソコン+書類を持ち歩いている間は難しいですかね・・・。

■ もしくは、右手を思い切り鍛えるか

すでに、右肩で重いカバンを持つ習慣を8年続けているため、右と左で腕の筋肉が一回り違うという現象が発生しています。左手はすっと袖口を通るが、右手で詰まるという状況も時折発生しており、鍛えるべきはバランスを取って左手、なのかもしれません。

■ 何が言いたいかというと

どなたか、なで肩でもずり落ちない、重さにも耐えられる、ビジネスで使えるリュック、作ってはいただけませんかね・・・


以上、重いカバンのせいで不自由している話でした。

26歳から12年間ブログを書いているけど、色々とひどい

私のブログ歴というのは、案外長く。
過去を遡ると約12年間ほどブログを運営しています。

とはいえ、ずっと継続的に12年間更新し続けたのかと言うとそうではなく、

「3ヶ月一気に集中」→「疲れて半年間お休み」→「サブブログなんかを立ち上げてみる」→「集中」→「1年お休み」→「新たなブログを立ち上げる」→「そこそこ注目される記事なんかが出る」→「半年間燃えるように集中」→「2年お休み」→(以下ループ)

などという、継続性も持続性もないブロガーライフを送ってきました。*1
思いつくだけで、4つほどのブログを運営しては閉鎖・リニューアルを続けてきました。

自己分析がてら、自身のブログ遍歴などをまとめてみます。
SNS疲れの方や、ブログがどうにも続かないという方にご覧頂ければ幸いです。

■ 初期段階(2006年ごろ?)

当時私は、約3年半ほど勤めたレディスアパレルの会社をやめて、1ヶ月まったく休みのなかった生活から、夢のような少しまとまったゆるーい時間が生まれました。当時はブログブームでなんとなくブログに興味があった私は(時間もあった)私は「goo blog」にとあるコンセプトのブログを開設することになりました。

そこでのテーマは「レディスアパレルで働いていた店長のおもしろ(?)経験談」でした。
アパレルをテーマに記事を書いておりましたので、同じようにファッションやアパレルをテーマにしたブロガーとも若干の交流があり、良く記憶しているのが「Elasticさん」でした。

elastic.seesaa.net

googleで検索してみたけど、どうやら2016年で更新が止まっているみたいですね・・・。当時はよくコメント欄でやりとりさせていただいておりました。当時のElasticのdaleさん(だったと思う)は、ファッションブログの世界ではダントツの人気で、記事のクオリティも高くアクセス数もすごかったです。業界の方ではなかったはずなのですが、まとめる力も情報発信力もすごかったと記憶しています。

この頃は、私のブログが単純に雰囲気が好き、という方もいらっしゃいまして、細々と、ですが楽しくブログを書いておりました。

■ ブログ論に手を出す(2007年ごろ?)

同じブログを更新し続けていたのですが、アパレル時代の経験談だけではネタ切れも早かったんですね。曲がりなりにもブログを書いている流れで、当時盛り上がっていた「ブログとは」を記事にするブログ論の世界に飛び込むことになりました。当時は「えっけんさん」という方がその分野では有名で、ちょろっとですが絡みもありましたね。

ekken.blog1.fc2.com

この方は文章も上手で、日々更新を楽しみしていたことを思い出します。

ブログ論に手を出したことに話しを戻すと、この時期はいわゆる「アクセス乞食」になりつつあった時期ですね*2。ブロガーはどんなテーマであれブログを書いているので、ブログ論にはほとんどの方が興味があったのだと思います。先の「えっけんさん」にはてブされようものなら、アクセスが急上昇するため、狙ってブログ論の記事ばかりを書こうとしていた様に思います。

その結果、私のブログは小難しくサバサバとしていき、当初あったゆるーい雰囲気はなくなってしまい元々の読者がどんどん離れて行き、アクセスは増えるものの楽しく無くなってきたと記憶しています。ここで一旦ブログをお休みしたような気がします。

■ サブブログをはてな、で開設(2007年ごろ?)

「goo blog」でブログ論なんてモノに手を出した反動で、もう少し気楽な記事をだらだらと書きたいという欲求が生まれ、なんとなく「はなれ」を作りたくなりました。そこでは適当なことを適当に書くだけで、いわゆるチラシの裏にでも書いとけ!的な内容だったと思います。アクセスも少なかったけど、元々の読者の方はこちらに少し戻ってきましたね。アクセス数と自己顕示欲の狭間でどうしよう?となっていた時期だと思います。

その後その「はなれ」は、当時はまっていたトイデジの写真をアップして、一言コメントをするようなブログに変化していき、いよいよ誰が見ているんだという状態になり始めました。自分としては楽しいと思っていたのですが、誰かのブログにコメントしに行くという動きもなく、細々と活動していた感じです。

■ 長期のお休み(2008年ごろ?)

なんとなくブログ疲れになり、トイデジにも飽き、仕事も忙しくなったことから、突然の休止状態になりました。ツイッターにも浮気したりなんかして。ですが結果的にはとにかくweb上に何かを書くということに興味を失いまして、すっかり無期限活動休止状態となりました。このころは結局別のファッション企業に本部職として勤めていたのですが、激務だったことも関連しています。

■ ブログを閉鎖・完全削除(2008年ごろ)

なんとなく消してしまいました。今思えばログは残しておいた方が良かったと思っていますが、もう後の祭りです。

■ 退職を機に新たなブログを開設(2009年ごろ)

このころちょうど退職しました。何か自分のクセなんだと思うのですが、時間が空くと自己顕示欲がふつふつと沸いてくるようでして、このブログの前身であるファッション全体をテーマにした記事を書き始めるようになりました。ブログでご飯が食べられるなら食べたい、くらいの勢いだったように思います。今注目記事にあがっている記事のほとんどは、このころに書いたものです。とにかくファッション情報をネットでチェックして、有益そうなネタを探してとにかく毎日更新する、というスタイルでしたね。2009年の記事が異様に多いのはそのためです。はてブでも500越えの記事なんかも出て、かなり自分では盛り上がっていたように思います。ですがご飯を食べられるような収益にはほど遠く、こりゃいかんと思い、ファッション企業に在職中の夢でもあった今のコンサル業に飛び込んだわけです。

■ 完全ほったらかし期(2010~2014年ごろ)

コンサルの大変さ、面白さ、充実感にとりつかれて、完全に「仕事>ブログ」と言う構図が出来上がりました。ちょろちょろと記事は更新していたようですが、正直何を書いたのか記憶がありません。同時にこのころは、フェイスブックをはじめとしたSNSが台頭している時代だったと思うのですが、過去のブログ疲れも相まってまったく興味がわかない自分がいました。web上に何かをアップロードするということにまったく興味が無かったと言えます。昔にブログをやっていた反動だと自分では分析しています。

■ 自己顕示欲再来(2015年ごろ)

自己顕示欲、と書きましたが、もしかすると「表現欲」だったのかも知れません。このころはアパレルで働く知人・友人にインタビューして記事にするというのを、コンサルの合間を縫ったライフワークとして活動していました。志的には業界貢献の意識もあったのですが、結局長くは続かなかったです。
75-85.hatenablog.com

記事としての完成度や文章力はともかくとして、自分としては生の声を聞いてそれを記事にするということで、結構面白がって記事を書いていたのですが思ったようにアクセス数も増えず、だんだんとモチベーションが下がっていったように思います。それでも、インタビューを受けて頂いた皆様には感謝していますし、どんな場所でどんな雰囲気でインタビューしたとかは、すごく記憶に残っています。良い経験であったと思います。

またエクセル関連の記事を書いたのもこのころです。ありがたいことにエクセル関連の記事は、年月が経過しても安定的にアクセスがあり少なくともこのブログを見てくれるひとがいるんだ、というベースモチベーションになっています。

■ どうしようか迷い中(2016年~現在)

テーマを絞って書く事は、コンセプトがはっきりして良いのですが、どうしてもネタに困ります。「コンサルという仕事をし、実名で記事を書いている以上」というよくわからない固定概念や縛りにとりつかれているんだと思います。もう少しライフワークになるような自由度を求めても良いころなのかな、と考えています。フェイスブックでやれ、という気もしますが、私はもしかすると特定の知人に記事を読んでもらうことよりも、不特定多数の目に触れるチャンスを求めているのかもしれません。

■ これからどうする?

現在はブログよりも、主流はSNSですし、Youtubeも有りかと思います。
でも、なんとなく自分が疲れる未来が見え隠れしており、何より続かないと思います。フェイスブックもすっかりご無沙汰状態になってしまっています。見てはいるんですけどね。インスタも時々見る程度で、どちらかというと情報収集のためになっています*3

過去のブログを削除したことを後悔していますが、なんとなく私のブログに立ち寄って頂ける方のために、このブログは何があってもできる限り消したくないですね。実名ブログであることのリスクもあるのですが、これからは、あまり肩肘張らずに好きなことを書いていこうと思います。

  • 誰かや、何かの批判はせず
  • 愚痴っぽくならず
  • どこかの誰かにとって、ほんの少しでも有益な記事を

残していけるように出来ればと思っています。

あ、あとは

  • 校正はあんまりしない

もクセなので、誤字脱字はお許しを・・・。

*1:最近尊敬するのはMEGWIN氏

*2:SNS依存にも近い何か?

*3:自分で写真は1枚も上げてません・・・