皆さんは、以下のようなエラー表示が出て困っていませんか?
(困っていない皆さんには、まったく役に立たない回です)
そうです画像の例は「#DIV/0!」というエラーです。
計算式をコピー&ペーストした際に時々出てくるのを目にすると思います。
読み方は「divided by zero」です。
ゼロでは割り算できないという、エラーですね。
このやっかいなエラーとうまくやっていく方法として
関数を使うやり方があります。
今回は、簡単な関数の活用がありますが
出来る限りかみ砕いて表現したいと思います。
■ ISERROR を活用する
ISERRORという関数は、
「セルの値がエラー値の場合にTRUE」を返す関数です。
これだけでは、良く意味がわからないと思いますので、
簡単に解説します。
やることは、以下の通りです。
状態としては、画像のようになっています。
【C6】を【E7】で割ろうとしている数式が入っています。
【E7】がゼロ値のため、ゼロで割れないエラー「#DIV/0!」が表示されています。
考え方としては、
計算式がエラーになっている時には「空白」表示
計算式がエラーになっていなければ「計算結果」表示
が表示されれば良いという考え方です。
ここで「IF」と「ISERROR」が活躍します。
もしも、計算式がエラーなら「空白を表示」し
エラーでなければ、「計算結果をそのまま表示」する
これを、関数で表現すると
IF(もしも)
「真」ISERROR(計算式がエラーだったら)空白(="")
「偽」(計算式がエラーでなければ、計算式
なので
となります。
■ エクセル2007以降なら「IFERROR」という関数も
もっと、簡単にエラー値を消せる方法が、
最近のエクセルでは可能になっています。
IF文とISERROR文をミックスしたような関数です。
エラーの場合に、表示したい内容を直接入れる事が可能になりました。
2003以前のバージョンには実装されていない関数なのでご注意を。
今回はここまでです。
エラー値が表示されていない、見やすいスマートな表をつくりましょう。
■ まとめ
MDのための(裏)エクセル講座 その1「簡単に上のセルに移動」 - 75-85
MDのための(裏)エクセル講座 その2「いらない空白行を削除する」 - 75-85
MDのための(裏)エクセル講座 その3「セル内の好きな所で改行する」 - 75-85
MDのための(裏)エクセル講座 その4「見やすい表を作る(色)」 - 75-85
MDのための(裏)エクセル講座 その5「見やすい表を作る(罫線)」 - 75-85
MDのための(裏)エクセル講座 その6「みんなに親切な印刷をする」 - 75-85
MDのための(裏)エクセル講座 その7「操作を楽にして、時間短縮をする」 - 75-85
MDのための(裏)エクセル講座 その8「見やすい行間」 - 75-85
MDのための(裏)エクセル講座 その9「日時を簡単に入力する」 - 75-85
MDのための(裏)エクセル講座 その10「エラー表示とうまくつきあう」 - 75-85
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