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アパレル、雑貨を中心とした小売・メーカーで働くひとたちの話。…だったが、今やコンサルタントの雑記。

カフェワーカーの作り方(ノマド?)

私はノートパソコン1台持って、カフェで仕事をする事が多いです。ここ5年間くらいは、だいたい週に3回くらいはカフェでのワークを行っています。

いわゆるノマドワーカーの方にとっては、カフェでの仕事は当たり前なのかもしれませんが、私は自社事務所での仕事よりも好んでカフェで仕事を行っています。

家でやれば・・・という感じもあるのですが、自宅でのワークは気が散ることも多く「たまっている洗い物」や「だらだらとエンドレスに続けられてしまう」ことなどが、自分にとってはネガティブ要素です。私にとって、目の前にノートパソコンしか無い状況の、カフェの方が集中出来る場所なんだろうと思います。

■ 注意していること

□ 壁際の席を確保し、背中を常に壁側にすること

カフェで行うワークは、ほとんどがアイデアを箇条書きに打ち込んでいく、ひとりブレーンストーミングが多く、基本的に機密データを扱わないで済む内容に限定していますが、それでもできる限り画面は他者に見せないようにしています。Excelのデータを加工する作業などはやりません。念のためです。
(そういう作業は自宅で。データ加工なら自宅でもなぜか集中できるんですよね)

□ あまり長時間にならないようにする

コーヒー一杯で2時間も3時間も座席を占領するのはさすがに気が引けますので、1時間から最長でも1時間半で退出するようにしています。それ以上に時間がかかる場合は、店を変えています。この時間制限が、集中力を高めることにも繋がります。

□ キータッチ音に気をつける

もともとキーボードをたたく音がうるさい方ですので、なるべく軽いキータッチを心がけています。でも集中してくると、どうしてもバチバチやってしまいがちなのでこれは直したい所ですね。

■ どういうときにカフェワークをするのか

□ これはカフェでやるべきだ、と判断したとき

クライアント先にデスクを構えさせていただき、仕事をする事も多いのですが、1からアイデアを練る系の仕事や、パワーポイントのページ構成を考えるような内容の場合、これはカフェでやろう、と判断することが多いです。頭がそのモードになっている内に作業を進めたいため、結果的に往訪したクライアント事務所の近くのカフェで作業、が多くなりがちです。あまり間を空けたくないタイプなのかもしれません。

□ 打合せ前の、話す内容の整理

上記とは逆に、単発のお打ち合わせ(2時間程度だけ往訪 など)もあります。その場合は、往訪場所の近くのカフェに1時間くらい前に入り、話したいこと~必ず伝えたいこと~お打ち合わせのゴールイメージを整理する時間にあてています。前段階で作成しているAGENDAとは別に、話したいことを直前に整理するのは有効だと考えています。前日作成したAGENDAを、冷静に見直し出来るという意味でもメリットが大きいです。

□ 疲れているとき

これは誤解を招きそうな表現ですが、その日、1日すでに仕事を行っており、ある程度脳を使った後、というイメージです。仕事環境を変えることで、リフレッシュした頭で仕事を進めることができます。ですので圧倒的にカフェワークは18時~21時が多いです。

■ 自宅よりもカフェワークの良いところ

□ 雑音がある方が集中出来る

これは人によりけりなのでしょうが、しーんとした空間よりも適度な話し声や、ざわつきの中での方が、作業が進みます。自宅で同じような環境を作ってみようと思ったのですが、音楽をかけて作業・・・はあまり効果が無かったですね。

□ 一応見られている環境にある

直接的に見られることはありませんが、誰かがいる空間ですのであまりだらだらとした姿勢は見せられません。自宅という完全プライベート空間よりも、私にとってはちょうどよいのだろうと思います。

□ 同じようなワーカーとの連帯感を感じる

これは学生時代の図書館で勉強している時の感覚に近いのだと思います(とはいえそんなに図書館で勉強はしていませんが・・・・)。さすがに周り一面、全員ノマドワーカーだと少し嫌ですが、何の仕事をしているのかは解らないものの、勝手ながら仲間意識が生まれて仕事に集中できます。

■ 重度のカフェワーカーに起こった話

□ おばあちゃんに話しかけられる

仕事に集中している時はちょっと困りますが、ふと頭を上げて目を画面から話した瞬間に声をかけられることがあります。何の仕事?から始まり(説明しても解ってもらえないので、先生みたいなもの、でいつも通しています)、息子さんの仕事やお孫さんの話しになり、そのまま世間話に巻き込まれそうになります。息抜きにはなるので、軽くお話するようにしています。

□ 店員さんに電源の場所を教えられる

よく行くカフェの場合、親切にも電源が近い席を教えていただけます。基本的には充電満タンでカフェに向かうようにしていますので、あまり活用した事はありませんが、注文の際に「電源の席空いてますよ(空いてません)」と言われます。少し恥ずかしい。

□ なぞのおじさま(社長さん?)から名刺をもらう

突然名刺をもらう事が、過去何回かありました。いずれも全然私のコンサル領域の事業ではありませんので、仕事には繋がりませんが・・・あれは何だったのだろう・・・。


といった感じで、カフェでのワークについての雑感をまとめてみました。ちなみにブログ記事は、土日に自宅で書くか、自宅への帰りの電車が多いです。自宅の場合は、ほとんどが早朝の奥様がまだ寝ているタイミングですね。なかなか平日にブログ記事を書く余裕は無く・・・。ちなみにブログは平日にアップするようにしていますが、これは「記事公開」のボタンをポチッと押しているだけです。


色々と書きましたが、皆さんは仕事は持ち帰らず、効率よく仕事してくださいね!

仕事で課題に行き詰まったときに考える3つのステップ

課題。

仕事をしていると、誰でも必ずぶつかることかと思います。
また課題は、たいていの場合一つではなく同時に複数抱える事がほとんどです。

久々の更新となる今回は、自分なりの「課題解決方法」について整理して記事にしてみます。

まだまだ、課題解決については勉強中の身と存じておりますが、記事にする事も自身の学びになると思い、思い切って書いてみたいと思います。

また内容については、私が今まで読んだ本や実務経験などが混ざり合っているものとなります。

では、少しでもご参考になれば幸いです。

■ 今回の例題として

2016年、まったくもってブログを更新してこなかった自分に対して、

「ブログが更新出来ない」という課題

解決するためのストーリーを描いてみたいと思います。

この段階では、課題は漠然としていてかまわないと思います。

それでは以下から3つのステップ、はじまります。

(1)進捗率10%でゴールイメージを描いてみよう

□ はじめに

私は今「ブログが更新できない」という課題を認識した所です。
この状態は、単に課題・問題に気づいただけの状態となります。

ここで何もアクションを起こさないと、ずっとブログは更新されないことになります。

「どうしたらコンスタントに、ブログが更新出来る様になるかな」
「なんでブログが更新できないんだろう」

と、手段や何故何故、をあれこれ考えてしまいがちですが、あえて一気に飛ばしてゴールイメージを描くようにします。

課題→ゴールイメージへ一気につなげた形を、私は「進捗率10%」と表現しています。

□ ゴールイメージの描き方

シンプルに言うと、理想の「状態」を想像、思い浮かべることです。

ここでは、ゴールイメージを
「2週間に1回ブログが更新されており、日々のアクセス数が現在の1.5倍になっている状態」
とします。

ゴールイメージを描く際に意識している事は、文章の最後に「~になっている状態」をつけることです。

理由は以下から。

□ 目標にはしない

例えば、ゴールイメージを

・2週間に1回のブログ更新
・アクセス数1.5倍

などとすると、ゴールイメージではなく単に「目標」に近くなってしまいます。

私がそうなのですが、ゴールイメージを「目標」にすると途端にハードルがあがるような気がします。

どういうことか?ダイエットでたとえるならば

A「5kgやせる」
B「5kgやせることで、細身のスーツが格好良く着こなせる状態」

Aは「目標」で、Bは「ゴールイメージ」という感じです。

【●●することで、▲▲が出来ている状態】
【●●出来ることで、▲▲が出来ている状態】

という表現になることを意識したいです。

具体的なゴールイメージを描く事で、モチベーション(≒取り組む理由)を高めようというのが狙いですね。

□ メリットも合わせて設定する

さらに付け加えますと、

ゴールイメージを描くときに、是非意識したいのは
同時に「メリット」を考えることです。
これも、モチベーションに差が出ると思います。

「2週間に1回ブログが更新されており、日々のアクセス数が現在の1.5倍になっている状態」

になれば、生まれるメリットとして、

・表現欲が満たされる
・ブログを書くための情報収集力が向上し、知識が深まる
・ブログから生まれるコミュニケーションが広がる

などを考えることが出来ます。

出来ればメリットは3つ、設定出来ると良いだと思います。

今は例題として「私のブログ更新」レベルの話しですが、仕事に置き換えると、3つのメリットがあることはとてもインパクトが大きいこと、と思います。

ここまでを考えることが、進捗率10%、の状態です。

まだ、具体的にどうやってゴールイメージに持って行くか、どんな障害があるか、何に苦労しそうか、などはすべてすっ飛ばした状態です。

前段で書きましたが、仕事の話しであれば、たった一つのことを解決すれば良いということはなく、実際ほとんどの場合、課題解決は同時進行になると思います。

自分が持っている課題・問題を、
「課題のまま置いておく」のではなく、
「ゴールイメージを描いて、保管しておくこと」が大切
だと思います。

今日出た課題は、当日中に進捗率10%の状態にして、
出来るときに少しずつやる、というやり方が理想ではないでしょうか。

これが課題のままの放置状態だと、どうしても、対応がおっくうになりがちです。

私はevernoteを活用して、抱えている複数の案件に対して、課題とゴールイメージメモを保存するようにしています。
evernoteだと、PCで入力したものも、スマホで移動中などに確認出来るので便利です。

(2)課題解決BOXに入れて考えてみよう

□ 課題解決BOXとは

これは自分が勝手にそう読んでいるだけです。

また、内容については、ロジカルシンキングの本などを読めば同じようなことが書いてあると思います。
ですので、私のオリジナルという訳ではありません。

イメージはこのような感じです。
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テキストだけを抜き出すと

・今認識している課題・問題
・予測される弊害
・原因と思われる事
・解決のためのプラン
・メリットやゴールイメージ

となります。
上記それぞれの項目を、ここからどんどん繋げていく作業になります。

このBOXを用いて、課題からゴールイメージまで持っていく流れを考える事になります。

それでは実際に私の課題「ブログが更新出来ない」について、このBOXを活用して考えていきたいと思います。

□ 今認識している課題・問題

課題「ブログが更新出来ない」について、もう少し深く考えてみます。

■ ブログが更新できない
■ ブログを更新するモチベーションが保てない
■ 忙しくて、優先順位が下になっている

というのが、今認識している課題になります。

また、これは絶対ではないのですが、複数ある課題を、一言にまとめてみるのも効果的です。

頑張って一言にまとめると

ブログの優先順位が低く、更新しようという意欲が低い

となります。

画像にすると、このような感じです。
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□ メリットやゴールイメージ

順番に下に記入していくのではなく、次はゴールイメージを記入します。

「2週間に1回ブログが更新されており、日々のアクセス数が現在の1.5倍になっている状態」

と、先ほど設定したゴールイメージを記入します。

これは新たに考え直す必要はないと思います。

画像にすると、このような感じです。
(BOXが大きくなった件については、お許しを)
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ここからが本番です。実際にどのように課題を解決して、ゴールイメージまで持っていくか、を考えるフェーズに入ります。

□ 予測される弊害

先ほど課題として認識している、

■ ブログが更新できない
■ ブログを更新するモチベーションが保てない
■ 忙しくて、優先順位が下になっている

という状況が、どのような弊害を生んでいるのかを考えていきます。

ブログが更新されていない状況が続くことによって、
読者がどんどん離れていくことが想定されます。

またブログを更新しないことによって、
情報アウトプットのチャンスが失われます

さらには、頭を使いながら文章を書くチャンスがなくなり、文章力や構成力も低下しそうです。

上記を踏まえ、

■ 読者がどんどん離れていく
■ 情報アウトプットのチャンスが失われる
■ 文章力、構成力が低下する

と記述しました。

これも出来れば、一言にまとめられると○です。

ここでは、

スキルダウンし、最悪ブログ閉鎖になる可能性がある

を一言で表現した、予測される弊害としました。

ここでは多少ですが、少しオーバーにリスク想定した方が良いかも知れません。
最悪こういう事が起きるかもしれない、くらいでしょうか。

とはいえ強弱の付け方は、ケースバイケースかもしれません。
今回の例は、自分だけで完結する内容なので、やや刺激的な弊害を設定した次第です。言うならば自分にムチを打っているイメージです。

他者が絡む場合は、デリケートな内容になることもありますので、その相手との関係性などを踏まえて記入した方が良いこともありますね。

ここまでを画像にすると、こうなります。
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□ 原因と思われる事

予測される弊害を記入して「このままでは良くない」と認識した後、一旦冷静になるために、原因を考えます。

注意したいのは「今認識している課題・問題」と一緒になってしまって、内容がごちゃごちゃにならないようにすることです。

その課題・問題が、そもそも何故起こっているのかを考えることが必要になります。

ちなみに、ここで課題・問題を一言にまとめていると、「原因」を表現しやすいような気がします。

ブログの優先順位が低く、更新しようという意欲が低い

が認識している課題・問題ですから、

原因として考えられるのは「他にやりたいことがあって、ブログを更新していない」ので、まずブログ更新を楽しいと思っていない、のでしょう。

限られた時間の中で、優先順位が低いのですから、自分の、「タイムマネジメントが出来ていない」、ですね。

後は、「アウトプットしたい情報が少ない」、からブログを更新しないとも言えます。

まとめると

■ ブログ更新を楽しいと思っていない
■ タイムマネジメントが出来ていない
■ アウトプットしたい情報が少ない

となります。

こちらも頑張って、一言でまとめると

自己管理が不足しており、情報不足に陥っている

となります。

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□ 解決のためのプラン

ここまで来れば、あとはもう一歩です。

■ ブログ更新を楽しいと思っていない
■ タイムマネジメントが出来ていない
■ アウトプットしたい情報が少ない

という原因に対して、どういう解決プランがあるのかを考えます。

ポイントとなるのは、認識している課題・問題である、

■ ブログが更新できない
■ ブログを更新するモチベーションが保てない
■ 忙しくて、優先順位が下になっている

に対して、一足飛びで解決プランを考えようとすると、

「モチベーションを上げて、ブログ更新する時間を作って、頑張って記事を書いていこう。」

のような、ぱっと聞こえは良いスローガンだが、なかなか実行出来なさそうな解決策になってしまいます。

実はそれを回避するために、ここまでのプロセスをあえて通りました。

再度、原因と思われる事を以下、記述すると

■ ブログ更新を楽しいと思っていない
■ タイムマネジメントが出来ていない
■ アウトプットしたい情報が少ない

※ 自己管理が不足しており、情報不足に陥っている

この原因を解決するためには、どのようなプランがあるのか考えてみます。

ここでは同時に、予測される弊害も合わせて考えるようすると効果的だと思います。

ブログ更新を楽しいもの、にしていくために、
「記事は自分が書いていて楽しく、興味深い内容にする」
と考えました。

タイムマネジメントのために、
ブログ更新のための時間を確保するようにします。
「毎週●曜日、●時から記事を書く環境を用意する」
ようにします。(実際には具体的な時間を記入します)

アウトプットしたい情報が少ない、に対応するために
「多くのひとと会って、会話を増やしインプットを増やす」
ことを意識していこうと思います。

まとめると

■ 記事は自分が書いていて楽しく、興味深い内容にする
■ 毎週●曜日、●時から記事を書く環境を用意する
■ 多くのひとと会って、会話を増やしインプットを増やす

となりました。

一言でまとめるとどうなるか考えた結果、

交流を増やし、刺激を受けてブログを更新していく

としました。

ようやく課題解決BOXが完成しました。

画像で見ると、このようになります。
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(3)関係の無い誰かに、プランを聞いてもらおう

今までのステップをクリアすると、1枚にまとまった課題解決プランが出来上がります。

最後のステップはとてもシンプルです。
出来上がった課題解決プランを、誰かに見てもらうだけだからです。

仕事の場合は、いきなり直接の関係者や上司ではなく、他部署の方を頼るなども良いと思います。
どうしても見せる相手がいないなら、自分で他人になりきって、ゼロベースで見る手法もありです。

先にお断りしておくと、今回私が作成したプランは、このステップをやっておりません。

ですので、後から「何か違う」と思うかもしれませんが、そうならないためにも、誰かに見てもらって、つじつまが合っているか、無理な部分はないか、もっと良い解決プランはないか、などのアイデアをもらうと良いと思います。

■ まとめと補足

課題解決BOXは、1枚にまとまっているという所が良いところで、課題解決のために実際にどう行動に移していくのか、が考えやすくなります。

とはいえ私は実際には、このように資料化せずに、前述したevernote上で済ませてしまうことも多いです。とにかくPC上や、紙で印刷した場合に1画面もしくは1枚に収まっている状態であれば良いと思います。

さらに言うと、すでに課題による弊害や原因を認識している相手に話す時は、そのステップを飛ばして「課題」→「解決プラン」→「ゴールイメージ」だけ表現するようにすることもあります。少し回りくどさを感じる場合があるためです。

また、はじめは、このように考えていることを文字にしていくことが難しいと思うかもしれません。*1
ですが、やればやるだけ上手くなりますし、もやもやした状況からはまず脱却できると思います。

後は実行あるのみ。

の、状況を作る事が出来たならば、抱えている課題は、ひとまず解決の方向に向かうのではないでしょうか。

難しいのは「実行あるのみ」まで持っていった後でも「解決プランを実行することそのもののハードルが高い」ケースも多々あります。
特に仕事において、他者や組織体制が絡む場合であると、そうなりがちです。

その場合は、いわゆる5W1H設定や、この課題解決までのプランを関係者同士で共有し、協力体制を構築していくことなどが必要になってくるのだろうと思います。



最後に・・・
私は今回の記事のために「ブログ更新のための解決プラン」を立案しましたが、解決プランが実行、が出来るか・・・は別の話です。

*1:お困りの際はお近くのコンサルタントに!

2016年の終わりに

相変わらず更新が滞っていますが・・・。


もう、2016年も終わりです。
今年は、いつもより強く感じていることがありますので
久しぶりに感じていることを、素直に記事にしてみました。

コンサルタントという職種にある自分は、
おそらく通常の会社勤めの方々よりも、
出会いと別れが大規模に、頻繁にやってきます。


コンサル7年目。
そして、そんな出会い別れの大規模さ、頻繁さにも遺憾ながらなれつつあり
自分に素直に、出会いを喜んだり、寂しがったりしています。

会社勤めだった20代の時には、
多くても1年に2~3名のお別れ程度だったように思います。


コンサルタントという仕事柄だからでしょうか、
数十名単位で、新しい出会いもあるし、別れもあります。

大きな新しい出会いは、新しい案件が始まったときです。
大きな別れは、その案件が終了したときです。

当然、別れて「それきり」という訳ではないのですが
毎週当たり前にお会いしていた方に、自然に会えなくなります。
毎週出入りしていたオフィスに、普通には入れなくなります。

何故そんなことを記事にしているかと言うと、
2016年の今年はそんなことを考える
たくさんの、きっかけとなる出来事があったからです。


■「懐かしいメンバーと再会出来る案件があった」から

この業界、一つの会社で一度終わった案件に対して
再び同じ会社での新しい案件が始まることは、
諸先輩方のご意見からすると珍しいことのようです。

でも、今年、そういった案件が始まりました。
もう退職され、いなくなってしまった方もいれば、
変らずご活躍されている方もいます。

以前一緒に取り組んでいたことが、進化していて嬉しかったり、
昔作成をお手伝いしたエクセルファイルから進化して
今お使いになっているものに、自分のクセ(面影)が残っていたり、
お互いの成長や、良い意味での変らなさを喜びあえたり出来た、
とても嬉しい出来事でした。


■「出迎えて、見送ることが増えた」から

複数の会社に出入りしていますが、
私は大変嬉しいことに、メンバーの歓送迎会にお呼び頂くことがあります。

出迎える形での「はじめまして」からの出会いが、
月日が経ち、「これからも頑張ってください」と見送ることも増えました。

退職理由は、ひとそれぞれであり、
キャリアアップのためだったりもするのですが
どちらにせよ、半分寂しく、半分応援、という少し複雑な気持ちになります。

そして歓送迎会のようなイベントがあるたびに、
コンサルタントという職種柄、近い将来、きっといつかは
自分も別れなければいけない時が来るんだろうな、とも思います。


■「新しい出会いが多かった」から

昨年末から今年にかけて、新しい案件、新しい出会いが多くありました。
仕事上での新しい出会いですので、緊張もします。
でもそれ以上に、新しい取組みは刺激が多いので、
私のエネルギー源のひとつにもなります。


■結局「何が言いたいかと言うと」
一期一会、それに尽きるのだと思います。

店頭で接客販売していた時も、一期一会の気持ちで、
と指導を受けていたことはあるけれど、
2016年は特に、この言葉が心に留まります。

今、取り組んでいることは、
志なかばの案件ばかりですので、
全力を尽くす心構えで、引き続き頑張りたいと思います!

そして、今一緒にお取組みさせて頂いている皆様、
引き続き、お付き合いさせていただければ幸いです。

本年もありがとうございました。